もしも子どもが不登校じゃなかったら…そんなことを考えるのはダメ?
こんにちは!
不登校の兄弟と毎日あれやこれや考えながらも、なかなか動き出せない母のブログです^^
不登校児をもつお母さん毎日お疲れ様です!
いきなりですが私は、子どもの学校の図書ボランティアをしていまして、その時に何気なく読んだ絵本が胸に刺さったので紹介したいと思います。
それは、ヨシタケシンスケさんの『もしものせかい』です
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ヨシタケシンスケさんの絵本って、大人がはまってしまうような面白い絵本やとっても考えさせられるような絵本がたくさんありますよね。
我が家にも何冊かあって大好きなんですが、この絵本がまた私の心にグサっと刺さりました!
図書室で立ち読みしていたんですが、泣きそうになってしまいました。
内容は、男の子の大事なロボットがあるひ『もしものせかい』に行くことになったと男の子に語り掛けます。
そしてなぜ『もしものせかい』に行かなければならないのか、『もしものせかい』と『いつものせかい』は何が違うのか、そんな話を進めていきます。
もしもこうだったら…
もしもあのときこうしてたら…
もしもあの人がここにいたら…
誰しもそんな風に考えることがあると思います。
もし『もしものせかい』だけが大きくなって、かわりに『いつものせかい』が小さくなってしまっても。
それでも、大丈夫って。そのときは辛くても、そのうち『いつものせかい』がまたゆっくり大きくなっていく。
『もしものせかい』が大きいほど、『いつものせかい』も大きくすることができる。
そんな、お話です。
私は、なんだかもしものことを考えるのって悪いような気がしていました。
もちろん、未来のことを、もしもこうなったらって前向きに考えるのはいいなと思うんですが、考えがちなのはやっぱり後悔のもしもが多いんじゃないかなと…。
だけど、この絵本は、『もしものせかい』は誰にでもあって、大事に持っていていいものなんだと伝えてくれています。
考えるのは悪いことじゃない。『もしものせかい』はあくまでも『もしものせかい』であるってことをちゃんとわかっていたら。
じゃあ今の自分のせかいをどうしていくかって考えられますもんね。
子どもが不登校になって、
もしもあの時こうしていたら子どもは学校に行っていたかもしれない。
もしも子どもが不登校じゃなかったら。
もしも子どもが学校に行くようになったら。
もしももしもを考えだしたら止まらないこともあります。
でもそのもしもは『もしものせかい』
今の私のせかいではない。
だけどたまには、『もしものせかい』を膨らませてみるのも悪くないんだなと。
そんな自分も丸ごと認められるような気持ちになれました。
子育てをしていると私たちは色々なもしもを考えてしまうと思います。
『もしものせかい』からなかなか戻れない人もいるかもしれません。
でも大丈夫。
いつものせかいはちゃんとそこにあるし、ゆっくりでもまた大きくなっていくんです。
もしもこうなったら…があるから、それに近づけようと頑張れるし、
もしもあの時こうしてたら…というのがあったら、今度は間違えないようにしようと思えるし。
『もしものせかい』がきっと私たちの力に変わります!
『もしものせかい』も、『いつものせかい』も大事に育てていきましょうね。
最後までお読みいただきありがとうございます!