不登校の始まり~小学3年生から不登校の長男~
こんにちは!
不登校の子どもたちと毎日あれやこれや考えながらも、なかなか動けないマイペース母のブログです。
同じように不登校の子をもつお母さん、毎日お疲れ様です。
不登校になったというタイミングってみなさんきっと色々違うんでしょうね。
突然行けなくなった。ちょっとずつ行けなくなって…など。
我が家の長男君のおはなし。
長男君はまあ、今考えれば色々と難しい子だったかなと。
でも長男だし、子どもってそんなもんでしょと思っていました。
小さいときからまさに内弁慶タイプ。
外ではいい子、家ではわがまま放題。
外であまり問題にならないので、家で言うことを聞かないのは私が甘いからだなと考えていました。
小学校に入学後も、家では友達に対して暴言がでたり、気に入らないと私に殴りかかっってくることもありました。
兄弟喧嘩も多く弟たちに当たったりというのもありましたが、先生からはお友達とも仲良くしているし、問題ないですねと言われていました。
ところが1年生の3学期になり、「学校に行かない」という日が出てきたんです。
最初はお友達とケンカをしたと言った次の日でしたが、それからちょくちょく朝に行かないということがありました。
もう1年も終わりで慣れてきたところでしょ?何言ってんの?と思いながら、
朝に突然始まる行きしぶりにイライラし、「行くよ」と言って無理やり連れて行っていました。
そして2年生になると、行きしぶりは落ち着き、普通に登校するようになりました。
そして冬休みに、三男と私が続けてインフルエンザに感染。
仕事もしばらく休ませてもらったあと、3学期が始まると、行きしぶりが再燃しました。
ある日激しい行きしぶりがあり、どうしても動かない。
でも、私も長期で休んだばかりで休めない…。仕方なく「じゃあ一人で留守番するんだね」と突き放すように子どもを一人残して出勤しました。
そしてこれを境に、「行かない」が頻発するようになりました。
長男は一人で留守番できたという体験をしてしまったことで、休んでも大丈夫という変な自信をつけてしまったようでした…。
参観日の発表が嫌なんだろうか…友達とうまくいってないんだろうか…
確かにわがままな性格だし、あんまり友達には好かれないかもしれない。
「友達の事で嫌なことがあるなら、休み時間も本を読んだりしてみたら?」
「読みたい本を家から持っていく?」
「家で一人で留守番していて、泥棒来たらどうすんの?」
なんて脅かすようなことも言っていました。
それでも何とか休み続けることはなく3年生へ。
そしてこの年に次男も、1年生で入学。
ここからは、次男君の方が問題…。入学式の次の日から行きしぶり。
なかなか家から出られず。長男には先に行かせて、何とか家から連れ出す状態。
そんな毎日の中ゴールデンウイーク明け。
長男「行かない」
次男「俺も行かない」
「何してんの行くよ!」
「行かない」
2人とも動かない。
私ぶち切れ。置いて出勤。
次の日
長男「行かない」
次男に「あんたは行くんだよ」「行くよ」
と引っ張って連れて行く。
その次の日からは、二人ともなんとか登校。
そして5月末に運動会がありました。
そこには真面目に頑張る長男君とだるそうに参加する次男君。
頑張ったね~とたくさん褒めたんです。
振替休日あけの火曜日
長男君行けず。
少し休んで元気が出たらいけるかな。
水曜日、木曜日、
さすがに金曜日は時間がかかっても連れていこう。このままだったら本当に行けなくなってしまう。
車に何とか乗せ学校の正面玄関に到着。だいたいこの時9時すぎくらい。
車からなかなか降りず説得を続ける。
30分くらい経って車から降りる。玄関の周りを行ったり来たり。
家の方に帰るそぶりも見せるが
私は学校の玄関のチャイムを鳴らすところでひたすら待つ。
あきらめて玄関に来る
玄関の中に入る
ここからもまた動かない
「もうここまで来たし、教室まで行っちゃおう」
引きずるようにして教室まで連れて行く。
教室まで行けばあとは先生も何とかしてくれるはず。
教室の中に連れて行く。この時点で学校に到着してから1時間半くらい経っていました。
教室に入るとお友達がみんな寄ってくる、そして一人の子に何か言われたのをきっかけに長男君、教室を飛び出していってしまったんです。
追いかけると家まで走って帰っていました。
私は先生たちに、家にいたことを報告しに学校に戻りました。
職員室で担任と教頭先生などが集まっていたので、朝からの事を説明に行くと、私はもう感情が止められなくなってしまいその場で号泣してしまいました。
その時教頭先生から「学校から飛び出してしまうくらいということは、今は長男君は学校に来るのが難しいかもしれない。」と言われました。
そうなのか…。無理をさせたつもりはなかったのに、それでも長男君はダメなんだと…その時にやっと問題の大きさに気付きました。
まさか子どもが不登校になるとは。
そしてここから、長く続く不登校生活が始まったのです。
長男君は、例えば朝になるとお腹が痛いとか頭が痛いなどと言ったり、前の日から学校に行きたくないなどということを訴えることはほとんどなく…
朝も普通にご飯をたべて行く準備もしていたのに、行く時間になると、突然「行かない!」と動かなくなってしまう状態でした。
だから私も、頑張ったらいけるでしょと思っていたんですよね。
今考えれば、私に対して行きたくないという気持ちを表現することができずに、ぎりぎりまで我慢をしていたんだろうなと思います。
もしかしたらSOSも出していたのかもしれないんですが、それに気付けなかったダメな母です。
次は次男君の不登校までの話を書きたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!